- Home
- 【夏ツーリングの暑さ対策】フルメッシュジャケットで安全・快適に楽しもう!
BLOG
5.272025
【夏ツーリングの暑さ対策】フルメッシュジャケットで安全・快適に楽しもう!

夏の到来とともにツーリング(夏ツー)はどこに行こうかと計画を立てられる方も多いのではないでしょうか。
どこに誰と行くかを考えるだけでもちょっとテンションが上がりますが夏ツーをより楽しむためにもポイントを押さえてしっかり準備しましょう。
夏ツーで特に気を付けないといけないポイントが”熱中症”
”暑いのは慣れてるから大丈夫!”という方でも走行中にフラッと来てしまうと事故につながりやすく、万が一転倒してしまうと、楽しい思い出が苦い思い出に一転してしまいます。車と違ってエアコンのないバイクでの長時間の走行、少しでも暑さを和らげる準備や工夫が必要ですが、バイクにエアコンを取り付けるのは難しい・・・。
今回はこれから到来する夏のシーズンをより快適に楽しむため、熱中症の症状や暑さの主な原因を解説させていただきます、しっかり準備しておもいっきり楽しみましょう!
目次
バイク走行時に熱中症になる主な原因
バイクの走行中に熱中症になる原因はさまざま。熱だけでなく疲れや二日酔いも熱中症の原因となるので、こまめに休憩をとりつつ走行し、疲れや二日酔いの負担を感じる場合は安全のため走行を控えることも選択肢のひとつとして持ちましょう。
ここでは特に走行中、暑さ・息苦しさを感じる原因をご紹介させて頂きます。
原因 その1.走行中に浴びる紫外線
夏の紫外線は敵だ!紫外線は4月~9月頃に強くなり、5月~8月頃がピークといわれています。ただし、夏よりも紫外線量は少ないものの、冬にも紫外線は降り注いでいます。たとえ紫外線が弱い時期でも、長時間屋外にいる場合は、肌が紫外線ダメージを受けるため注意が必要です。紫外線を浴び続けることにより肌の日焼けはもちろん、体感温度・体温も上昇していきます。

原因 その2.路面からの反射熱
猛暑日が多くなりつつある昨今、最大60℃程度まで路面温度は上がるとのこと、車のように遮蔽物もなく路面に近い状態でライディングポジションをとる必要のあるバイクでの運転は熱を全身で吸収する為、どうしても反射熱の影響を受けやすい。

原因 その3.そもそも高温多湿な気候
日本の夏は太平洋高気圧が列島を覆う事で夏の期間は熱がこもりやすく抜けにくい気候。夏の期間は降った雨がすぐに蒸発し、じめじめと湿度があがり息苦しく感じる経験も多くの方がされているのではないでしょうか。高湿度環境では汗が蒸発しにくく、体温を下げることが困難になりがち、気温がそれほど高くなくても不快感も倍増します。

原因 その4.車両からの放熱
運転しているバイクのエンジンやマフラーからの排熱はもちろん、走行時の駐停車時に周りの車両からの放熱、排ガスもあり、直射日光で温められた道路の上にも暑さの原因となる熱源がたくさんあります、走行時は特に気にならなくても渋滞などでの停車中は暑さや熱を感じることが多くあります。お盆の帰省ラッシュのシーズンは特に渋滞が起こりやすいので事前に目的地までの道順をしっかり計画する必要があります。

原因 その5.蒸れる装備品
ウェアの中やグローブの中、そしてヘルメットの中には、、、汗が蒸発し行き場のなくなった湿った空気が蒸れれがちです。気持ち悪いと感じても走行中はぬげないし、駐車中も脱ぐのにひと手間、そのわずらわしさで水分の補給もおろそかになりがち。装備品も見直しが必要、着脱が容易なベンチレーションがついたヘルメット、通気性の良いグローブ・ジャケット、速乾性のインナーなどでしっかり準備する必要があります。

原因 その6.体調管理に失敗
睡眠不足は、それだけで集中力と体力の低下をもたらします。ツーリング前には、十分な睡眠をとるようにしてください。特に泊りがけのツーリングは睡眠不足に陥りがちです、でも次の日の走行のことを考え、個人差はあるかと思いますが「疲れが取れた」と感じるくらいの睡眠を取るように心がけましょう。走行前日はアルコールの取りすぎにも要注意!安定した走行のため体調管理を心がけましょう。

真夏日の走行に役立つバイク用ウェア・アイテムの選び方
これまでご紹介した通り、夏のツーリングを少しでも安全・快適にするためには事前の準備と装備品の選択が重要、しっかりと準備することで夏ツーもより快適に、さらに楽しいものになります。
ここでは、夏向けのバイクウェアを中心に選び方のポイントをご紹介します。
Point.1 通気性の良いメッシュ生地
通気性の高いメッシュ素材のウェアを取り入れるのがおすすめ!走行風を取り入れ、かわいた汗などの蒸気も抜けていく為、中に熱気がこもらず走行中に降り注ぐ紫外線からの日焼け防止になります。また、バイク用ジャケットの多くはプロテクターが付属していますが、使用するプロテクターについても軽いエアスルー仕様のプロテクターを使用しましょう。もちろん、プロテクターは品質が重要、日本でもメジャーなCE規格などを基準にしてご検討ください。アウタージャケットとプロテクターを分けたい場合はインナープロテクターベストなどを使用することも選択肢の一つになります。

Point.2 速乾性インナー
暑さ対策はアウターの装備だけでなく、肌に触れるインナーも重要です。ドライシャツなどの吸汗速乾素材は、汗をかいても素早く吸収して乾かすため蒸れにくく、肌がベタつかず、走行中もさらっとした着心地が続き不快感もありません。また、冷却インナーに使用される接触冷感素材は、触れるとひんやりとした感触があり、涼しく着用できます。お好みにあわせて選択ください。

Point.3 ヒートガード付きパンツ
夏のツーリングでは、エンジンから伝わる熱の対策も必要。とくに大型バイクでは足元が熱を受けやすく、長時間の走行では疲れの原因にもなります。太ももで挟むタンクが熱く感じることもありますね。エンジン周りの吹き出し熱などによってやけどしやすい脚まわり。下手すると低温火傷になってたということも。本革ヒートガードであればニーグリップの際の助けにもなり安定した走行につながります。

Point.4 蒸れにくい手足の装備
手足の蒸れもしっかり対策。メッシュ素材のグローブや通気性に優れたブーツを選ぶことが、不快感を抑えた快適な走行につながります。とくにメッシュグローブは、蒸れを防ぐことで適切なハンドル操作にもつながり安全性も確保できます。ブーツも同様に、熱がこもりにくい仕様のものを選ぶことで、足元の快適さが大きく変わります。ただ、ツーリングが終わり少し熱くなったブーツを脱ぎ捨てる時の爽快感は減少しますが、まずは走行が安全・快適に行えるよう選択しましょう。

Point.5 通気性の良いヘルメット
ヘルメットの快適さは、ベンチレーションの有無で大きく変わります。メット内部が蒸れると、不快感が募り、集中力が低下する可能性があります、ベンチレーションは、ヘルメットの上部や側面などに設けられた穴で、空気の出入りを促し内部にこもった熱を外に逃がすことで、体温調節を助け、疲労感を軽減します。また、ベンチレーションがついていないヘルメットを使っている場合はベンチレーションライナーを使用することも選択肢の一つです。

熱中症の主な症状
熱中症の症状レベルは、軽度(Ⅰ度)、中度(Ⅱ度)、重度(Ⅲ度)の3段階に分けられています、はじめは症状が軽く思えても、放置しておくと症状が徐々に悪化し危険な状態になる可能性があります。
ここでは熱中症の症状についてご紹介させて頂きます。
■ 軽度(Ⅰ度)の症状
めまい、立ちくらみ、失神、など
めまいや立ちくらみなどの症状が起きていなくても、大量に汗をかいている場合も初期症状の1つ、軽度でも失神する場合もあります。
■ 中度(Ⅱ度)の症状
はき気、けんたい感、集中力の低下、気分の悪さ、など
※体に力が入らなかったり、頭痛や吐き気が起きたりした場合は必ず休憩をとり、治るまではバイクには乗らないようにしましょう
■ 重度(Ⅲ度)の症状
意識障害、歩行困難、けいれん、体温の急上昇、など
熱中症が重度になると、転倒の可能性が高くなりとても危険です。熱中症が原因で最悪の場合は死亡する可能性もあり、その時は回復したと思っていてもしばらく後遺症(頭痛、だるさ、めまいなど)が残り、長い場合で数年程度続くこともあるとのことです。
熱中症の応急処置については、環境省のサイトに詳しく掲載されていますので、この機会に一度目を通しておくことをおすすめします。
★ 熱中症かなと思ったら!(応急処置)
バイク走行中に少しでも熱中症かなと思ったら、すぐに停車して日陰で休憩をとりましょう。水分補給も忘れずに!
夏ツーリングの暑さ熱中症対策のまとめ
いかがでしたか?
暑さにはさまざまな原因や要因あれど、仲間内でも、ソロでも、ツーリングに出かける時は何があっても自己責任。
ポイントは暑さにより運転の邪魔になる、わずらわしさや不快感の原因にしっかり準備・対策すること。
しっかりした計画と装備があれば、夏のツーリングはより快適に、楽しいものになること間違いなし。
暑さ対策と適度な休憩&水分補給をしっかり行って、夏ツーリングを楽しみましょう!
デグナーでも夏向けのジャケットやプロテクターを用意していますので少し紹介させて頂きます。
ご検討頂ければ幸いです~。夏までもう少し、今年も最高の夏を楽しみましょう!
【文:清水良文(株式会社デグナー 広報・WEB事業部) 2025.06.13】
デグナー製「フルメッシュジャケット」の魅力
Point.1 通気性抜群
走行風を取り込むテキスタイルフルメッシュ
暑い日のライディングでも、安全面を考慮すれば長袖ジャケットは必須。走行時に風が吹き抜けるよう、全体をメッシュ生地に。裏地もメッシュで通気性を損なわない。
Point.2 安全性
両肩・両肘・背中・両胸にプロテクターを標準装備
プロテクターポケットがついており、着脱が可能。手持ちのプロテクターに交換したり、不要なシーンでは外すことができる。
Point.3 動きやすさ
アクションプリーツで可動域を向上
背中側の肩口に「アクションプリーツ」を設置。ライディングポジションを取る際、腕のツッパリ感を軽減し、動きやすい。
Point.4 デザイン性
ライディングギアらしさを演出する装飾
モーターテイストな本革ワッペンや、アクセントになる本革ラインがカッコイイ。もちろん、シンプルなジャケットもラインアップ。DEGNERでしか手に入らないデザインのライディングウェア。
おすすめ!メッシュジャケットとプロテクター
今回は、「安全性」「直射日光の対策」「効率的な汗の気化」のすべてを対策しながらも、涼しく快適なフルメッシュジャケットをメンズメッシュジャケット、レディースメッシュジャケット、プロテクターと順番にご紹介させていただきます!
テキスタイルフルメッシュジャケット[21SJ-10]
テキスタイルフルメッシュジャケット[24SJ-1]
テキスタイルフルメッシュジャケット[25SJ-6]
テキスタイルメッシュジャケット[23SJ-11]
レディーステキスタイルメッシュジャケット[FR23SJ-9]
レディースメッシュジャケット[FR24SJ-6]
レディースメッシュジャケット[FR23SJ-8]
レディーステキスタイルメッシュジャケット[FR23SJ-12]
エアスループロテクター(肩・肘・背中・胸・膝)
プロテクター インナージャケット・ベスト
▼ 出典・参考サイト
- 熱中症の対処方法(応急処置) | 環境省
- 全国(13地点平均)の猛暑日の年間日数」 | 気象庁
- 国道246号における計測 – 路面温度、気象状況等の観測結果 | 国土交通省
- 北海道ツーリング その3(2024.7) | デグナーオフィシャルブログ
- 青森ツーリングDay2 十和田湖方面へ(2023.7) | デグナーオフィシャルブログ
- 能登半島ツーリング!能登はええトコ! | デグナーオフィシャルブログ
- 夏の走行を快適に!おすすめ!!メッシュジャケットandプロテクター | デグナーオンラインショップ