バイクに取り付けるサイドバッグが汚れていると、本体もくすんで見えます。
バイクを大切に考えている方ほど、周辺アイテムのお手入れも欠かさないものです。
野外を走り回った本体に泥、砂ぼこりがついていたら、サイドバッグも同じように汚れているといえます。
基本的なお手入れ方法を理解して実践すれば、見違えるようによみがえります。

■サイドバッグのお手入れで見違える

風雨や紫外線にさらされたサイドバッグは、劣化が進んでしまいます。
あえて風合いを出して赴きのある雰囲気に仕上げるエイジング加工とは少し異なり、古ぼけた印象になりがちです。正しくメンテナンスをすると、革製品の寿命が長くなります。
革靴にしてもレザージャケットにしても、着た後にはメンテナンスをするというのが一般的です。
バイクグッズであっても、理屈は同じといえます。お手入れをしないで放置すると、カビやシミの原因となります。
耐久性にも影響が現れ、サイドバッグとしての機能を果たせなくなることも考えられます。
こうした理由から、基本的なお手入れは重要であるといえます。
どれだけバイク本体がきれいにメンテナンスされていたとしても、取り付けいるアイテムが汚れていては、きれいなバイクのイメージを保つことは難しいといえます。

気に入ったものを長く愛用する在り方こそが大人の趣味の楽しみ方で、使うほどにしっくりなじみ、一緒に時を過ごしていく相棒になるものです。
基本的なお手入れ方法は、サイドバッグの素材によって異なってきます。
愛用品の素材に合わせたアイテムを用意して、早速メンテナンスをはじめてみましょう。

■スムースレザーのお手入れ方法

デグナーレザーブラシのような専用ブラシを使って、全体の汚れを落としていきます。
エッジの部分や金具の隙間に汚れがたまりやすいため、小さめのブラシを併用すると便利です。
ブラシにラナパーワックスをとり、薄く全体にのばしていきます。塗りムラができないように、まんべんなくなじませるところがポイントです。
ラナパーワックスは天然素材でできていますので、手でなじませることもできます。
細かい部分は指の腹を使って塗りかこむと、均等な仕上がりになります。
乾燥時間は皮の種類によって異なりますが、半日から1日くらいが目安です。
お出かけの数日前にお手入れをすませておくと、きれいな状態を維持できます。

■人工皮革・合成皮革のお手入れ方法

柔らかい布などにラナパーレザークリーナー（170ml）/RENAPUR LEATHER CLEANER 170ml [RANAPA-LC]を適量出して、表面の汚れを落とします。
細かい部分には、デグナーレザーブラシを活用するのもおすすめです。
固く絞った柔らかい布でクリーナーを拭き取り、汚れをすべて取ります。
日常的なメンテナンスはここまでで十分ですが、定期的にトリートメントを行うようにしましょう。
ラナパーレザートリートメントを少量出して、全体になじませます。
スムースレザーと比較してやや少なめの量でよいので、様子を見ながら調整しましょう。
仕上げにもう一度乾拭き、全体をならしておきます。

本革と比較すれば汚れがつきにくく、メンテナンスが手軽なアイテムなので、クリーナーだけでもある程度はきれいになった印象を与えることができます。
日常的なお手入れに定期的なトリートメントを加えると、ひび割れや退色リスクを軽減できます。
ラナパーレザートリートメントは金属部分にも活用できるアイテムなので、薄くなじませましょう。
塗った直後はくもったような状態になるため、柔らかい布で磨きます。磨いたところがピカピカ輝き、新品のようによみがえります。

ラナパーのケアアイテムは防水・撥水の役割も兼ねていて、金属の錆びを防ぎます。
この効果から、革製品のカビを生えにくくする働きも期待できる優れものです。
デグナーでもラナパーレザークリーナー、ラナパーワックスを扱っているので、お使いのアイテムにぴったりのお手入れグッズを探してみてはいかがでしょうか。

参考URL

Renapur

バイクと趣味に生きる
ラナパーレザークリーナー( 170ml )/RENAPUR LEATHER CLEANER 170ml [RANAPA-LC] ｜ バイク用品通販 DEGNER
デグナーレザーブラシ / DEGNER LEATHER BRUSH ( 黒 ) ｜ バイク用品通販 DEGNER