大切なレザーパンツをカビから守るために!今日からできるお手入れ方法!
バイクに乗る方の大切なパートナーといえば、レザーパンツやジャケットです。
「奮発して買ったお気に入りの革アイテムをひさしぶりに着ようと思ったら、カビだらけだった」という経験がある方もいるかもしれません。
レザーパンツをカビから守るお手入れ方法を今一度おさらいして、いつまでもきれいな状態を維持しましょう。
■カビの発生原因はほこりと湿度
レザーアイテムに付いたほこりは、カビの発生原因となります。
湿度と栄養素が加わると、カビの発生が増します。
レザーは、カビの栄養素とされる植物タンニンや油脂などを含んでいて、水分をためこみやすい特性もあります。
バイクに乗って出掛けたときのほこりがレザーパンツに付いたまま放置していれば、カビが発生しやすくなります。
雨の日にバイクに乗って出掛けた場合、内部に水分もためこみます。これらの条件が重なりあって発生するのが、レザーパンツのカビ汚れです。
カビが繁殖しやすい温度は25℃~30℃程度といわれているので、クローゼット内でカビがどんどん増えていきます。
乾燥剤を入れずに長期間閉め切ったクローゼットは、高温多湿の環境です。
カビにとって心地よく、繁殖に適した状態となります。
■レザーアイテムのお手入れ方法
バイクに乗って帰宅したらすぐ、レザーパンツをタオルで拭きます。
タオルで拭くことで、表面のほこりや大きな汚れを落とします。
レザーパンツの裾あたりは特に汚れが付きやすいため、念入りに手入れが必要です。
ある程度の固さがあるバイク用レザーパンツなら、固くしぼったタオルで拭いても問題ありません。
タオルがぬれているとカビに水分を与えてしまうので、きちんとしぼって使うことが大切です。
スエード革など布では汚れが落ちにくい素材は、革用のブラシを活用すると便利です。
はねた泥、砂ぼこりなど拭くだけで落とせるものをまず落として、クリーナーを使う下準備を整えます。
タオルだけでは落としきれない汚れには、
ラナパーワックス(250ml)/RENAPUR WAX 250ml [RANAPA-250]を使ってみましょう。
天然素材を使ったレザー用ケアアイテムで、汚れ落とし効果があります。ワックスをレザーパンツ全体に薄くのばして、カビの原因を落としましょう。
天然オイルとはいっても付けすぎはカビを悪化させる要因なので、少量ずつ使うところがポイントです。
カビを生えにくくする効果も期待でき、保管中の繁殖も防ぎます。
ワックスをなじませた後は一晩くらい日陰で干して、乾燥してから収納しましょう。
日当りがよい場所に干すと縮んでしまう可能性があるため、風通しがよい日陰がおすすめです。
収納時には、太めのハンガーを使いましょう。
立体的になるように保管することで、内部に湿気がこもるのを防ぐことができます。
■重度のカビにはエタノールも活用できる
水拭きで落としきれなかったカビは、消毒用エタノールを使うときれいに落ちることがあります。
スプレー容器に消毒用エタノールを吹きかけて、乾いた布で拭いてみましょう。
カビがきれいに落ちたら、日陰でしっかり乾かします。
レザー素材によってはエタノールが使えないこともあるので、目立たない箇所で試すなど事前に確認することが大切です。
低刺激のものを選んだり少し薄めて活用したりすると、色落ちリスクを軽減できます。
レザーアイテム専用のクリーニング店に依頼して、根こそぎきれいにしてもらうというのも方法のひとつです。
なお、毎回クリーニングに出すのは経済的にも負担があるため、きれいな状態を維持するためにラナパーワックスを使って手入れする習慣を付けるとよいでしょう。
レザーパンツだけでなく、サイドバッグやジャケットも同じ方法でお手入れできます。
デグナーでは、ラナパーワックスやメンテキットなどお手入れに役立つアイテムを扱っているので、一式そろえておくと便利です。
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